Utubyouhack’s diary

発達障害(ADHD・ASD)とうつ病を持っている20代社会人です。生きる事にものすごく不器用ですが、そんな自分でも生き残れるサバイバル術をゆっくりと日々練り上げています。メンタル病んだ忙しい社会人・精神疾患患者に向けて、時間も気力も無くても、快適に生き残れる方法を発信していきます。

「子供部屋おじさん」VS「一人暮らし」 メンタル病んだ人・精神疾患患者にはどちらがベスト?

こんにちは

うつ病発達障害社会人」と申します。

 

今日は、メンタル病んだ人・精神疾患患者は、「子供部屋おじさん(実家住み)」と「一人暮らし」のどちらが良いか?について語っていきます。

 

 

結論から言います。

家族仲が良ければ、

「子供部屋おじさん(実家住み)」がベストです。

「子供部屋おじさんはダサい、、、」

  そんな要らないプライドは捨てて下さい。

ダサかろうが、恥ずかしかろうが、「子供部屋おじさん」ステータスには、明確なメリットが複数存在します。

「ダサいから嫌!"(-""-)"」と決めつける前に、メリットをちゃんと検討してから決めてください。

 

子供部屋おじさんが良い理由は以下の通りです。

 

理由1つ目:【障害者年金の申請が通りやすくなる】

精神科通院が初診日から1年6か月が経過していた場合、障害者年金の申請が制度上可能になります。

 

そして、この障害年金の申請により、年金の支給が決定されると、毎月最低5万円弱の年金を国から受給することが可能になります。

いくらの年金を毎月受給できるかは、障害等級によって変わり、月5万円~8万円ほどの範囲の年金額が受給できます。

 

そして、このブログ著者の私も精神疾患障害年金を受給しています。

 

ここで、精神疾患障害年金申請において、重要な要素なのが、「実家に住んでいるか否か」なのです。

 

詳しく解説すると、実家に住んでいる精神疾患患者は、生活を一人で自立させて成り立たせる能力に欠いていると見なされ、障害年金が認められる可能性が高くなるのです。反対に、一人暮らしをしていると、実態としては非常に生きるのに大変な病状だったとしても、障害年金を支給させるほど生活や労働に困っていないなと国側に判断されて、障害年金の支給が認められなくなってしまう可能性があります。

 

障害年金を受給できると月5万円程度も収入として得られるので、非常に大きな収入柱です。

 

障害年金を受給したいと考えている方は、一人暮らしをやめて、実家暮らしに切り替えた方がオススメです。

 

理由2つ目:【自傷自殺実行リスクの低減

鬱病などの精神疾患になると、常に高頻度で「死にたい」「消えたい」という感情と共に過ごすことになり、自然と何のためらいもなく、自分を傷つける行為をしてしまったり、自殺の計画を練って、道具を揃えたり、実行する場所を探し始めたりしてしまう人がそれなりの割合で居ます。

また、なんと、精神疾患を治療するための精神薬にも、自殺願望を高めてしまう副作用を持つ薬が存在し、自分の死にたいという気持ちが薬の力でブーストされてしまい、絶望感が煽られて勢い付いて、自殺実行してしまうリスクもあります。

 

こういった厳しい状況に置かれたとき、身近に一緒に暮らして支えてくれる家族が存在することは、自殺を防止する上で非常に重要となります。

死の淵を彷徨ったときに家族に助けを求めて、また元気に復活できるようになって、家族に感謝をお返ししましょう。そのために、一緒に頑張りましょう。

理由3つ目:【家賃・水道光熱費が掛からない】

お金の問題は、メンタルの健康に直結します。

きつい言葉になるかもしれませんが、ずっと貧乏では精神疾患を直せません。

毎月毎月、自分の口座から家賃が引き落とされていき、収入は殆どない、、、

 

このような状況では、ただでさえ鬱で沈んでいるメンタルが、経済的困窮によりもっと意気消沈することになります。

 

想像してみてください、仮に家賃7万、水道光熱費1万とすると、鬱で何もできず家に閉じこもっていても、毎月8万円は銀行口座から引き落とされて行きます。鬱から回復できない状態が一年間継続した場合、年間約100万円は生きているだけで口座からお金が消えていきます。

(話がそれますが、仮に年間100万円の利益を投資で得ようとした場合、投資資産は約2000万円もの大金が必要になります。実家住みは資産2000万円を投資しているのと同じ経済効果があるのです。)

 

この点、実家住みなら家賃は掛かりませんし、水道光熱費の支払いも少しは負担が軽減するでしょう。

浮いたお金で、マッサージを受けに行ったり、

おいしいご飯を食べる方が、メンタルの改善のために有意義にお金を使えます。

 

もしも、メンタル疾患で3年間、不調が続いたとします。その間、実家住みが出来れば、一人暮らしで掛かっていたであろう約300万円が節約できます。

 

メンタルを病んだ人、精神疾患患者は実家で暮らして節約し、経済的に守りの姿勢に入るべきなのです。

無理のない節約で生まれた余裕資金を使って、自分を労わりましょう。

理由4つ目:【家事、料理を家族が支援してくれる

鬱病になると、家事も料理も、風呂に入ることすら厳しくなります。仕事をしていればなおさらです。

そうすると、結果として家はゴミ屋敷になり、ほとんど食事をとらないので身体はやせ細り、風呂に入れないので不衛生で不潔な身体になっていきます。

 

でも、家族がいる実家で療養できれば、家事、健康的な料理を家族が用意してくれ、孤独も解消されるので、健康的に過ごすことができます。

病気を長引かせたくない場合には、実家で暮らした方が良いと思います。

 

理由5つ目:【障害者雇用への転職を考慮した際、就労移行支援施設に通う際に有利

就労移行支援施設という場所をご存じでしょうか?

障害者雇用として就職する前に、必要な職能訓練をする施設です。

この施設で訓練をして、自分の障害とマッチした障害者雇用の転職先企業を選ぶ形になります。

ここで、問題になるのが、就労移行支援施設を利用する際の条件です。

就労移行支援施設を利用する際には条件として、原則、収入があってはいけません。

バイトであってもしてはいけないのです。

なので、利用するためには、一人暮らしで貯金を切り崩すか、実家に住むか、生活保護になるかの3つの選択肢くらいしか存在しません。

ですので、最初から実家住みを選択していれば、少ない生活コストでやりくりをして、障害者雇用のために就労移行支援施設に通うことができます。

今の企業から転職したい、障害者雇用でチャレンジしたい、そのために就労移行支援施設で訓練、自己分析、面接対策をしたいという方は、実家住みがオススメです。

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか?

 

このブログ記事の結論としては実家住みをお勧めしましたが、家族仲が悪い場合などは一人暮らしでも仕方ないと思います。

 

また、一人暮らしだからといっても、病気を治すことが不可能ではありませんし、障害者年金の申請も可能ではあります。

障害者年金の申請については、私の経験談があるので、後日ブログ記事として公開させて頂こうと思いますので、ご興味のある方は見てくださいね。

 

ここまで読んで下さって、ありがとうございます。

 

他にも、メンタル病んだ人・精神疾患患者にオススメできる生活改善術を公開していますので、読んで下さるとうれしいです。

 

それではまた。