こんにちは
今日は、心を病んだ社会人・精神疾患患者にオススメのYOUTUBEチャンネルを定番チャンネルからマニアックなチャンネルまで独断で5選紹介していきます。
(※画像を引用させて頂きますが、念のため、チャンネル投稿者のお顔にはモザイクを施して引用させて頂きます。)
1つ目 「ほっしーのメンタルハックちゃんねる」(チャンネル登録者数約10万人)
うつ病改善系の当事者チャンネルです。
チャンネル投稿主さんのほっしーさん自身も、うつ病を経験しており、その治療経過やうつ病が酷かった時期の当事者談などを紹介してくれています。
うつ病当事者でありながら、優しい言葉掛けをしてくれ、当事者の焦燥感や不安を慰めてくれるカウンセラーのような温もりが動画にあります。
単にうつ病を直すという治療法の羅列ではなく、当事者に寄り添った共感の得られる動画が多いので、心の拠り所になるような素敵なチャンネルです。
2つ目 「精神科医がこころの病気を解説するCh」(チャンネル登録者数約59万人)
現状、精神疾患系のユーチューブチャンネルの中で首位のチャンネルではないかと思います。
投稿主さんは精神科医の益田先生で、色々な精神疾患の解説や、治療方法、哲学的なカウンセリング、人生論なども語り掛けてくてくれます。
防衛大学出身の精神科医という経歴を持ち、東京で自身の精神科クリニックを経営しておられます。
近年では、テレビ出演なども増え、精神疾患への社会の認知度を広めてくださっています。
精神疾患への正しい理解や治療に役立つ動画が多いので、ぜひご覧ください。
3つ目 「毒島の躁鬱日誌」(チャンネル登録者数約2000人)
この方は、双極性障害を患っている精神疾患当事者の方で、毒島(ぶすじま)さんというお名前の方です。
精神疾患を改善する方法論の紹介のみならず、日常生活のVLOG動画や、精神疾患患者には身近な感覚である、「死にたい・自殺したい・消えたい」という感情、「希死念慮」の衝動への対処方法、抗い方なども紹介してくれています。
長年病気に苦しんできた当事者の毒島さんだからこそ、「希死念慮」との付き合い方、人間くさい戦い方、泥試合の実況を独自の暖かい言葉を交えて語り掛けてくれます。
僕も毒島さんの動画を聞いて、乗り越えた夜が何度もありました。
人には言えない、包み隠している自分の暗部、負の感情を、毒島さんの動画を通して共感し、すこし綺麗に洗濯できるような気がします。
このブログを読んでくれた方が、毒島さんの動画を見て、苦しい人生をそれでも、もう少し生きてみようと思って下さったら、嬉しい限りです。
4つ目 「五味夢中」チャンネル (チャンネル登録者数約1万人)
この方は、「HSP」という心が繊細な特徴を持っていらっしゃる方で、サラリーマンとして生活することを諦め、フリーランスとして生計を立てる生き方をされている方です。
社会で生きづらさを抱える方に寄り添った情報発信や、働くことがどうしても苦しい、生きる事が苦しい、そういう方は恥じる事なく生活保護を受けるのがおススメと痛快な処世術を情報発信してくれています。
「こうじゃなきゃいけない」・「こうしなければいけない」といった重苦しい大人の鎖を捨てて、人からどんな風に見られようが、生活保護でも生き抜く!という考え方は多くの苦しい方を救う考え方だと思います。精神疾患患者の最悪の結末である自殺や、社会人の過労死などは、その主な原因に過労問題、経済問題があります。
自殺や長期の精神疾患を回避するためなら、生活保護だって、親の脛をかじったって良いじゃないですか。
この投稿者の方は生活保護は受けていないですが、経済的に困ったら生活保護を受けようと心に決めていると話されています。
私たちも開き直って、恥やプライドなんて役に立たないものを捨てて、最悪生活保護を受ければいいやと思って、楽に生き残っていきましょう。
そして、休んだり生活保護を受給して、心の栄養を蓄えて、再び歩き始めることが出来ると思えたら、バイトをしてみたり、ネットで稼ぐことを模索してみたり、少しだけ自分にもできると思えるチャレンジをしてみましょう。
僕も最悪、生活保護で生き残る。そう心のお守りを握って、生きています。
5つ目 「ひきこもりイエティ(氷河期)」チャンネル (チャンネル登録者数約7万人)
今から約一年ほど前に、突如としてインパクトのある風貌と共にYOUTUBEに登場なさったイエティチャンネルさん。
ご経歴は、新卒就活時に不運にも就職氷河期とバッティングし、ブラック企業で必死に戦いながらも会社を転々とし、心を病んで泣く泣くご実家にひきもこり続け、今に至った方です。
動画は、ゴミで溢れた荒んだ背景を背に、ナレーションがなく暗い曲調のBGMの上に、字幕での回想録や息苦しい日常と、そこから回復する様子を綴っています。
見ていて、同情の感覚から非常に心痛むと共に、暗い現実の中、孤独にひっそりと絶望に耐えて、殻に籠って生き延びてきた方が、この方の他にも大勢沢山いらっしゃるのだろうと感じさせます。
引きこもりという言葉は迷惑な落伍者というような認識を持たれがちですが、私には、太平洋戦争終結後にも一人ジャングルに潜伏し続け、抵抗を諦めなかった日本軍人、横井庄一さんの雄姿かのように時には見えます。社会で果敢に戦い、もまれた後、命を落とさずに帰還し、家に引きこもり再起の瞬間を待ちながら守りの姿勢に入る。これは自殺という究極の逃げ、玉砕を自ら避けて、生き延びて再び浮上できるその瞬間まで抗戦する立派な姿だと私は思います。
荒れ果てた部屋を整理し、伸びきった髪・爪を切り、身体を清潔にしていく映像。徐々に清潔感を取り戻していく様子は、被災地のガレキを片付け、街並みが回復していく復興を見ているような、不思議と心洗われる応援したくなる映像です。
コメント欄にも、視聴者の方からの応援や励ましのコメントで溢れています。
イエティさんの社会復帰や経済的な自立、社会での居場所の発見が無事成功するように祈っています。
おわりに
今回の記事は以上となります。
いかがだったでしょうか?
YOUTUBEは知識、人との出会いの宝庫であり、寝転がって何もできない鬱の方でも、世界と繋がれる素敵な場所です。
これからも現代社会に疲れた方にオススメできる生活改善術やYOUTUBEチャンネルを発見したら情報共有させて頂きますので、ご覧頂けると幸いです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。